こんにちは。ストレスためてますか?
今回の狙いは:
- ストレスをそもそも発生させない生活習慣
- いまあるストレスを解消する
- ストレス解消状態をキープする
これらを狙いにしていきます。
自分の中では一番のストレスは、他人を動かさないといけない仕事上のアクションですね。
うまいこと相談して、動いてもらわないとダメというのはストレスですよね。
いやだなーめんどくさいなと思ってしまいます。
しかし実は思い過ごしで、思い切って自分はこうしていきたいと相談すればいいだけだったりします。
ストレートに頼みごとに応じてくれなかったとしても、自分の進めたい意志を伝えれば、解決策を話し合えるというわけです。
当たり前のことかもしれませんが、いやだないめんどくさいなと思っていると思考停止に陥って、当たり前の解決方法に気づけないことがよくあります。
そんなつまらないことで自分の脳みその演算能力を無駄遣いしてはマズイですね。
もっと価値あることに使えるかどうか。それが頭がいいか悪いかの違いになってきます。賢く生きたいですよね!
ポイントまとめ
各ポイントの詳細を参考動画・リンクをもとに見ていきます。
あらゆる「悩み」を消す合理的な方法
ムダな心の反応をしないこと
動揺しない、いらだたない、後悔しない、不安を感じない。嫌なもやもやを最初から存在させないようにする。仏教を開いたブッダの考えをもとにしている。
ストレスフリーで過ごす一番のポイントは物事に反応しないスルーする力だということですね。
これは嫌な思いを抑え込むということではなく、最初から浮かばないようにするということ。
それができたら世話ないところですが、実際目の前でなにかおきても心を乱さないのは、心がけ次第でかなりできます。
自分の場合、それでも反応してしまうのは、将来にわたってこのツッコミどころを放置していると大変だ、という思いがわいたときですね。
一度きりならいいですけれども、ここでスルーしたら後で余計面倒なことが起こると思った場合です。
しかしこの癖を分析してドスルーしていく技術がほしいですね。ちょっと修行が必要です。
すでにある悩みの解消法:紙にひたすら書き出す
10分間、自分の感情を紙に書く。手を止めない。「これからどうするか」を含める。これを繰り返していけば、悩みは解消される。
これはうまい。無心になって書いていれば、脳が勝手に冷静になって考えをまとめはじめます。
自分の場合は、すごく会社で悩みが深かった時期に、手帳を購入して、そこに思いのたけを全部書くことにしたことがありました。
いつもなら手帳をトイレに忘れたらどうしようとか、見られたらどうしようとか考えて、自分の手帳でも思ったことをうまくかけていませんでした。
でもそんな起こってもいないことに対する心配事はやめにして、実名で思ったことを率直に書くことにしました。
そうしたら考えがどんどんまとまって、気分スッキリ。とにかく思いをぶちまけて書くことはおすすめです。
悩みを作らない方法:「判断」をしない
人が悩むのは判断をしているから。あの人は好き、あの人は嫌い、それは間違っている、正しいと考えるのが判断。
判断しすぎが悩みを作る。判断はその瞬間の解釈に過ぎず、絶対に正しい解釈は存在しない。
なので判断することをやめていくのが正しいというわけですね。
なにかがよいことである、悪いことであると判断すると、そこに付随して悩みが持ち上がってくるわけです。
判断することをスルーする技術がみについてくると、いよいよ悩まなくなります。
たしかにあれがいいの、悪いのと思った瞬間、悩みが始まる感覚はありますね。
判断をすると、そこに執着が生まれる
執着が生まれれば、悩みが生じる。極力、判断をしてはいけない。
「執着」っていうのはまさにその通りに悩みの事象を表すことばですね。
変なことにこだわっていたら、悩みが生じるわけです。
こだわっちゃいけませんと。そしてなにかを判断したとき、良いと判断した、悪いと思った、このときに執着が生まれるというわけです。
自分はとくに頑固だとかいわれるくらいにはいろんなことにこだわっちゃう人です。なのでこれを辞めていくのは大変ですが、思い切ってやめていくようにします。
判断してよいのは、自分にとって有益なときのみ
自分の影響を及ぼせる範囲の中で、有益なものだけを判断の対象とする。会議中の発言について、発言の内容の是非は必要に応じて判断する。
ただし発言している人の人格は、判断しない。
まずなるべく判断の回数を減らすために、自分に関係ないことについて、良しあしを言わないということですね。
意見を表明するのもやめておきましょう。判断しない習慣をつけるため、これは自分とは関係ないという線引きを常に意識することですね。
とはいえ好奇心をもって有益なものについてはあれこれ考えるべきでもあります。逆に余計なことを考えないことで、考えるべき方向に集中するということです。
他人の人格について、あるいは能力について批判してしまうというのは、結局自分に跳ね返ってくると思ってついついしてしまいます。これは明確にやめるべきですね。
他人には他人の人生があって、そこに向かって最適化しようとしているわけで、口を出すのはおかしなことですし。こうしてほしいというのはありですが、過干渉にはならないようにしたいところです。ストレスになること確定ですからね。
まったく自分に関係のないものごとに対して、判断しない
世の中の多くの人は議論を戦わせているかもしれないが、それに加担しない。自分にとって有益ではない情報は、できる限り頭に入れない。
楽しめる範囲でならいいんですけれども、執着してしまうのは避けるべきということですね。
- 相手をねじ伏せようとか、
- 予想をあててやるとか、
- ましてその予想を人にもわからせてやるとか、
そんなこと絶対避けるべきですよね。
情報過多なので、いらない情報はどんどんはぶいて、必要な情報をどんどんいれていきます。
ただ自説に関する批判的な意見などは、素直な目で見ていく必要がありますね。
自分に対しての判断を極力減らす
自分は頭が悪い、スタイルが悪いなどネガティブな判断はご法度。頭がいい、スタイルがいいなどのポジティブな判断もさける。執着がそこに生まれる。
頭がいいはずの自分がテストで失敗したとき、余計な悩みが生まれる。
良くも悪くも自分に対する判断も執着を招くというわけですね。
これはなかなかなるほどです。ポジティブがいいってものでもないというわけですね。
思い通りにならなくて悩むというのは、その思い=執着に原因があるから、思うことをやめるというわけです。
なるほど、意識すると面白いですね。事実をありのまま受入れ、思ったんと違うというのをなるべくやめるというわけですね。
自分はともかく他人について勝手に期待して、期待外れをとがめるとか、そういうことも同じですよね。それが自分に対しても当てはまるということです。
もし判断しそうになったとき「みんなちがって、みんないい」と思うこと
人は人、自分は自分と割り切る。みんなちがって、みんないい。
みんなちがって、みんないいですよね。
このフレーズがでてくるとCreepy Nutsの『みんなちがって、みんないい。』が頭に浮かんできます。
とりあえずこの曲をループで聞いていると頭にフレーズが染みつきます。
www.youtube.com
曲自体はいろんな人をリスペクトしているのかディスリスペクトしているのか微妙ではありますが…まーそれはラップなので。
runs
ストレス発生の仕組み=目の前のことに対する思考パターンが生み出す
同じものを見てもストレスを抱える人、抱えない人がいる。ストレスは思考の産物なので、ストレスを感じないようにできる。
感じるか感じないかは自分次第ということ。前節は執着ということばで説明していましたが、同じことですね。
結局自分を痛めつけるのか、痛めつけないのか。それは自分の選択であるということです。
自分を痛めつけてよいことなどあるでしょうか。自分の正義に素直でありたい。それは立派ですが、その正義感はかなりのストレスの源。
そしてストレスをためたときに悪いことがいろいろと起こることを考えると、トータルでいえばスルーした方がいいということの方が多いはずですよね。
自分の周りを見ても、こうでなければならないと執着する人に困ることがあります。そんなことどうでもよくないかと。許すということは自分を解放させるということ。まあいいじゃないですか、と諭すことがよくあります。
自動思考の観察
ストレスを生み出す思考は自動的に行われている=自動思考。これを客観視する。目の前の状況に対して考えたこと、生まれた感情、その時の行動、身体感覚を紙に書き出す。
ついつい判断してしまう、執着してしまうことを紙に書き出そうというわけですね。
色々な場面で思考を書き出す手法がでてきます。
なのでちいさい手帳をもってつねに思いのたけを書き出し続ける習慣を作るのがおすすめです。
よし書き出そう!と思って書き出すのはなかなかしんどいですからね。いつでも書いちゃう癖をつける。別の言い方をすると、脳みそにため込んでいる考えを外に吐き出す感覚です。
脳みそにあるものを書き出すと、忘れてヨシっていう風になりますからね。
脳みそに入れておくのはクリエイティブな考え事。これを頭に勝手に考えさせるのは素晴らしいこと。しかし変な悩み事は排出しておかないとまずいです。
自分のことを他人目線で見る
メタ認知といわれる。自分の思考に対して一般論をぶつける。自分はこう思ったが、一般論的にはどうだろうか、ということを考える。
まさに客観的になるということ。
そのために自分の考えをまず排出して自分から離脱します。
よく見てみるとくだらないこと、と思ったらそのまま捨ててしまいます。
あるいは尊敬するだれかだったら、どう考えるだろうかと考えてみるのもいいですね。
つねにサバサバした現実解をいう、例えばホリエモンだとかそういうキャラの人を思い浮かべるといいかもしれません。
あまり情だとかにとらわれませんよね。それは無駄なことを考えない習慣ができているからです。
ストレススケジュールの作成
日頃の自分をふりかえり、ストレスを感じるタイミングを予測する。事前に予測ができていれば、ストレスを感じるタイミングで自分を客観視できる。
ストレスを生み出す原因となる思考の偏りを発見し、ポジティブに認知しなおすことができる。
あるいはニュートラルですね。
ストレスがあまりにも多いなと思ったらまとめて解決しましょうということで、1日のストレス増加のタイミングをチャートにしてみましょうと。
チャートにするほどストレスポイントがあったらこれはもう重症ですね。ぜひとも解決に向けて、反射的にものごとに対応するのではなく、予め考えを整理しておくことが必要です。
なので典型的な一日を振り返ってストレスポイントと、それってスルー出来る考え方がないのか、ポジティブに解釈できないのかを考えてみるといいですね。
まとめ
最後にストレススケジュールというのがでてきましたが、1日にストレスポイントがそこまでないという場合は、今抱えている「ストレス」をすべて書き出す方式がおすすめです。
時系列はともかく、嫌だなと思うポイント、ストレスと思っているポイントを書き出します。
なんかなー重たいなーと思う仕事上やらなければならないことなどありますよね。まずそれを書き出して、それらが何で悩ましいのか、お悩みポイントもまとめます。
なんでそうなるのか、なんでなのかと深堀りしていくと、結局そこまで大したことがない理由になったり、大したことのないアクションに分解できたりします。
そうしたらそれを解決する。
そうならなかったら、モノの考え方からやりなおす、解釈をし直すという対処をしていきます。どう考えてもどうしようもないなということになることはあまりないと思いますが、万一そうなったらその場から逃げるなりゲームチェンジしていくしかないですね。
そんなことも含めて、客観的にサバサバさばいていくことがポイントです。悩んじゃいけません。情をかけないことです。将来に対する心配しすぎもだめです。不確定な事項についていちいち考えすぎないことですね。
結局ストレスは自分が自分の意志で抱えているもの、なので荷を下ろすのも自分次第ということです。そのことをしっかり意識するといいですね。