出張で回った、あるいは一時期住んでいた街から、いま住んでみたい街を選ぶシリーズ。今回は日本の都市から選んでみました。
単純に観光にいきたいのか、住みたいのか区別がついているかというと微妙なところですが、いい街にはやっぱり住んでみたいものです。
実際に自分が長く住んでいるのは東京と大阪だったりします。いわゆる都会育ちという分類かもしれません。なので田舎にあこがれる部分もあるかもです。ただ福井にも年単位で住んだことがあり、田舎暮らしを全く知らないわけではないつもりです。
出張や観光での週単位程度の訪問では、ちょっと数えきれないくらいの国内外の都市を訪問しています。年間30~40回程度かな。そこからお気に入りの都市を選んでみたいと思います。

ポイントまとめ
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福井 住みたい度=60、田んぼの香り・しっとりごはんおいしい・お店は少ない | |
仙台 住みたい度=70、美しい街並み・牛タン魚介・お店は多い | |
川崎 住みたい度=75、東京・横浜両にらみのアクセス・お店MAX | |
札幌 住みたい度=80、洗練・クール・というか冬は寒い・食べ物最高 | |
石垣島 住みたい度=85、別天地・仕事さえあれば住みたい・狭い |
福井
住みたい度=60、田んぼの香り・しっとりごはんおいしい・お店は少ない
まずは福井!いきなり若干マイナーな都市からいきますが、昔1年ちょっと住んでいたことがあり、にじみ出る良さにいまでも住みたいと思っています。
コシヒカリをメインにした田園風景が広がっていることもあり、とりあえずコシヒカリを中心に焼き魚やコロッケ、煮物をしっとり食べる食生活が地味ながら非常によかったと思います。
コメがおいしいというのはやはり大きいですね。コメを軸足に、地味ながらも味を出しているいろいろな食材が輝きます。これがいいんですよ。
外に散歩にでかけると、田園に囲まれたあの空気感、なんていうんでしょうね。独特の空気に包まれているんですよね。都会暮らしが多い自分には大変癒されるポイントです。
逆にバスや電車が1時間に1~2本が当たり前という世界が都会っ子にはシビアというのはありますね。お店が少ない、郊外に行くとコンビニがものすごく少ないというあたりも慣れが必要ですが、これはポジティブにとらえて、健康にいい環境ということになるかと思います。

仙台
住みたい度=70、美しい街並み・牛タン魚介・お店は多い
東北大と共同研究をやっていた時期に、2年くらい通っていました。仙台駅から徒歩10分くらいのところにある大学院のキャンパスですね。
なので空港以外は仙台の中心部で行動していたのがほとんどなのですが、魚介やこだわりの牛タンはさすがにおいしいし、十分都会で何不自由ない環境ですね。
東北大学を歩いていて思うのは、なんだか樹木が巨大なんですよね。気のせいなのでしょうか。
それだけよく植物が育つ環境なんだと思います。空気がいいのか、水がいいのか。北国特有のクールさが街を洗練したものにみせていますよね。あんまり行かなかったですが、一方でちょっと古い飲み屋街があったり、伝統的なおいしいお店が点在していたり、散策する深みを感じる街です。
川崎
住みたい度=75、東京・横浜両にらみのアクセス・お店MAX
次は川崎ですね。とにかくいろいろ便利ということでピックアップしました。
川崎というと全国紙でむやみに治安が悪いなどネタにされる位置にいますが、通算かなりの泊数泊まっていたり、大学時代は隣町の蒲田に住んでいたりとこの界隈にだいぶん滞在していますが、治安に問題はほとんど感じません。
しいて言えば救急車とかパトカーとかをよく見ますが、飲み屋街があればそういうことも多少あるでしょう、という程度ですね。
そんなことより立地がかなり最高。東京の大田区から多摩川を挟んで神奈川側なので、東京のオフィスへの出張のときに、アクセスがいいなかで一番宿を取りやすいゾーンだと思っています。新橋まで電車で15分程度ですからね。(朝の時間帯は電車が混みすぎて一発では乗れないですが)
横浜、新横浜方面にもアクセスは抜群で、この界隈での活動するにあたり自然に滞在先として選びますね。なので川崎や鶴見に住むのはビジネス観点では一番最適かもと思います。お店に困ることはないですしね。

札幌
住みたい度=80、洗練・クール・というか冬は寒い・食べ物最高
札幌は出張での訪問よりプライベートで訪問した回数が多い、数少ない都市ですね。そのくらい大好きです。
魚介は当然ですが、スープカレー、ジンギスカン、札幌ラーメンなどわきを固めるメニューも完璧ですね。ハンバーガー屋のポテトですら感動の味。いやもうさすがですね。
また車でちょっといくと洞爺湖だとか富良野だとか、少し行くと函館とか十勝だとか、これまた一つ一つ素晴らしい都市にアクセスできます。
北海道の経済はずっと落ち込んでいるそうですが、これだけ魅力的なのだからもっと戦えるのではと思ったりもします。北海道自体が広大なのでそんなに簡単ではないのだと思いますが。移住して少しでも盛り上げられるなら、ぜひ札幌に住みたいと思う今日この頃です。
石垣島
住みたい度=85、別天地・仕事さえあれば住みたい・狭い
石垣島をはじめとする八重山諸島は、沖縄本島からさらに飛行機で行くような距離でほぼ台湾に近い場所ですね。
なので本州からめちゃ遠いのですが、それだけにもう海外という感覚ですね。海外ですが、日本の良さもバッチリあるという理想の場所です。
八重山諸島を回るボートからみるサンゴ礁はもう最高の景色ですよね。
食べ物は石垣牛だとか、八重山そばだとか、いい味出してます。文化で行くと、石垣焼の美しい色合いが最高ですね。
ishigaki-yaki.com
石垣自体は面積も市場も小さいですので、仕事となるといまであればYoutuberなり遠隔の仕事でビジネスを持っておく必要がありそうです。そうした遠隔での仕事を持ちつつ、地域に貢献できる仕事も少しずつやりつつ、南国で暮らすのが夢ですね。

まとめ
今回は日本の中で住みたい街を選んでみました。
世界をぐるぐる回っていますと、やっぱり日本って住みよい国だというのをひしひし感じてしまいます。
海外に住むのは刺激があって、己の成長に実によい。そして国内はまったり暮らすには本当に良い場所が多いと感じます。
ほとんどの場所にそれぞれ良さがあって、大変な面もあって、仕事の適性もあってということですので、自分の年代や家族の事情、仕事事情を含めてそのときどきのベストの街をチョイスして暮らすフットワークの軽さ、発想の軽さを持ちたいですよね。

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by リクルート住まいカンパニー