CheckList Hack!

なりたい自分になるためのチェックリスト習慣!

人を期待通りに動かすピグマリオン効果

人に期待通りに動いてもらいたいというのは、仕事上よくあります。

あるいはチームワークを発揮させる必要があるときですね。サークル活動であるとか、学芸会であるとか、合唱コンクールであるとか。

このとき、ひとを期待通りに動かせるスキルがあれば最高ですよね。

このスキルを身に着けるためには、まず心理的に人が動く仕組みを理解しておくことが第一ステップです。

これを意識して繰り返しためしていくと、うまく人を誘導する方法が見えてきます。

是非ともこれは身に着けていきたいですよね!


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ポイントまとめ

 ポイントチェックリスト
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ピグマリオン効果を使う
ピグマリオン効果=他人から期待された結果を出そうと努力する心理法則。
相手との関係が浅いほど、ピグマリオン効果を発揮しやすい
相手との関係が固定されてしまっていては、なかなか効きにくい。
関係が浅い人に対して:「自分が望む相手の姿」を伝える
「すごく優しくて、人を傷つけるようなことはしそうにないですね」
期待を伝えるときは、何かしらの根拠に基づいて説明する
なにも根拠がなかったら納得性がない。
「そんなことないよ」と言われても意見をブレさせない
本当に本気で言っているのかを見極めようとしているので、ブレずに意見を貫く。
関係が深い人に対して:簡単なミッションを与える
ミッションをこなしたら、心から感謝を伝える。
人のことをネガティブに言うメリットは全くない
とにかく期待をかけていることを伝える






各ポイントの詳細を参考動画・リンクをもとに見ていきます。

周りの人を自分の「都合の良い人」に変える禁断テクニック

ピグマリオン効果を使う


ピグマリオン効果=他人から期待された結果を出そうと努力する心理法則。

トイレの中の「いつもきれいにつかってくれてありがとうございます」はピグマリオン効果の応用。
「汚すのは厳禁」とするより効果があることが実証されている。

ひとは期待された通りに動こうとする習性があり、これをピグマリオン効果といいます。

なのでひとを思い通りに動かそうとするならば、本気でそのことを期待して、その期待をしっかり相手に伝えるということですね。

本気で期待するということがポイントになります。

本当に期待されているんだ、ということが伝わらなければ、そもそもこの効果はありません。

自分に当てはめるとわかりますよね。本当に期待されていたら、応えたくなります。

それはたしかにあります。自分の意志があいまいな場合、どっちでもよければひとの期待に添うように動いてしまいます。



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相手との関係が浅いほど、ピグマリオン効果を発揮しやすい


相手との関係が固定されてしまっていては、なかなか効きにくい。

そこそこの緊張感があって、相手にこう思われたいと好印象を頑張って作ろうとするとき、その相手の期待に応える動きをしたいと思いますよね。

特にこう思われたいというフェイズが過ぎてしまえばさすがに効かないのは仕方なしですね、これは。





関係が浅い人に対して:「自分が望む相手の姿」を伝える


「すごく優しくて、人を傷つけるようなことはしそうにないですね」

もしこれに反する場面を見ても、ブレずに期待を伝える
期待をかけると、人は守りたくなる。

いい印象をつくりたいと自然に思う状況であればあるほど効きやすいということですね。

なので初対面に近い状況のときが重要というわけです。

お互い初対面ではどういう人かわからないので素直に直感的に自分の期待をうまく伝えるようにしたいですね。


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期待を伝えるときは、何かしらの根拠に基づいて説明する


なにも根拠がなかったら納得性がない。

誰かから聞いたとか、自分の経験から、こういうひとはこうだ、とかですね。

頭がよさそうにみえる、勉強ができそう、やさしそう、話しやすそう。

直感でいいですが、まるで見当はずれではまずいということですね。

期待をかけたい相手が、のってきそうな事柄でないと、自ら動いてくれるように導くのは困難です。





「そんなことないよ」と言われても意見をブレさせない


本当に本気で言っているのかを見極めようとしているので、ブレずに意見を貫く。

意見を引っ込めたらただのお世辞なんだ、と思ってしまう。

思いが強いと思われてこそ、その期待に応えたくなるわけです。

どうでもいいと思われているとか、演技でやっていると思われたらだめに決まってますよね。

自分が、相手の期待にこたえたいと思うときは、どんなときかを思い出せばこれは分かる話です。

尊敬している人になにかを期待されたら、それに応えたくなります

ということは、自分自身は尊敬されるような人間になることが、成功率をあげるための近道になります。









関係が深い人に対して:簡単なミッションを与える


ミッションをこなしたら、心から感謝を伝える。

ワンアクションで終わるものをたのみ、達成したら心から感謝を表明。これにより自分のもっている期待を伝える。

ほめるのでは、相手を子供っぽく扱うことになるので注意

感謝しつつ、優しい人だとかいつもサポートしてくれる、頼りにしてくれるという風に期待を伝えるということです。

そもそも感謝自体が期待を伝えやすい方法ですね。目の前の行為がありがたくて期待どおりだったということの表明になります。












【LINE】たった一言で相手の返信速度を早くする方法

人のことをネガティブに言うメリットは全くない


とにかく期待をかけていることを伝える。

何か指導するという場面があるとき、厳しく否定的なことをいうよりも、どういう期待をしているかを正確に伝える方がよいですね。

自分が言われる立場でも、結局なにをどうしてほしくて指導しているのかわからなければ困ってしまいます。

なにをどう期待するか、これを言い切れば、可能な限り期待通り動いてくれるはずですよね。











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まとめ

合唱コンクールで練習に参加してくれない人がいたとしたとき、少しでも参加してほしい期待をしっかり伝え、参加してくれたらしっかり感謝を表明。

当たり前のようですが、基本的にはこのルーティーンだと思っておきましょう。

仕事を頼む場合、部下であっても期待する形でミッションを伝えるのはいい方法です。

あまり強制して動かしていると、いつまでも強制しないとなにも動いてくれないようになります。

これではいつまでたっても仕事ができない人を相手にするような形になってしまいます。お互いにいやですよね。

なので期待を伝え、自主性を尊重しつつ、期待通りに動いてくれることをまさに期待しておきます。

平和的でなかなかいい関係ですよね。そういうのが期待する方もされる方も一番いいです。