今回はWebライティングのスキルを学んでいきます。
Webライティングを身に着けるとなにがいいのかというと:
- 自分の発信したい情報をたくさんみられる
- 影響力を増大させることができる
- Web以外のビジネスにも役に立つ
というあたりですが、特に最後のWeb以外のビジネスにも役に立つ、がポイントです。
現代のWebライティングはスマホでブラウジングされている場合を前提に、なかなか読まれないなかでいかに情報を伝えるかがポイントです。
これってしかしスマホに限らずなんですよね。
プレゼンのスライドだって、ぐだぐだ書いてもだれも読みません。聞きもしません。それが現実。
なので人の心を一目でつかむライティングスキルが必要なんです。
Webで読まれる文章を書けるのであれば、プレゼンでも刺さるものが書けます。
大きなお金を動かすにはプレゼンスキルが必須。なので絶対もっておきたいスキルです。
ポイントまとめ
各ポイントの詳細を参考動画・リンクをもとに見ていきます。
Webライティング 6つの超基本
Webライティングとは「文章で相手を行動させる」
身に着ければ最強のスキル。
相手に行動を起こさせるには、
- 感動させ、
- 記憶に残させ、
- さらに実行に移させる
少なくとも読んでいただいた言葉が脳にズバッと刺さって記憶に焼き付くところまでいく。
そんなライティング能力が身に付けば、Webにかぎらずビジネス上のプレゼンで大金を引っ張れます。
なので相手を行動させるライティングというスキルは、Web上でのビジネスに限らず、どんなビジネスにおいても最強のスキルといっていいでしょう。
文章をスッキリ見せる
改行や句読点をつかう。一行の長さを短く。
話し言葉を思い浮かべながら書いてしまうとだらだら長い文章を書いてしまいます。
思い切って短く切るのが一番です。話し言葉にしてはぶっきらぼうくらいの感覚。
あと気を付けたいのは:
- よけいな漢字を使わない
- 漢字を連続させない
というのもよく言われる注意ですね。
- 「余計な漢字を使わない」
- 「よけいな漢字を使わない」
- 「よけいな漢字をつかわない」
見た目でごつくなりすぎないように、しかしひらがなを使いすぎて読みにくくならないように配慮していきます。
ひらがなの方がスムーズだと感じた場合はなるべくひらがながよく、漢字の方が読みやすいと判断したら漢字を使うわけです。
見た目の感覚で決めていけばよいですね。
テーマ・タイトルをしっかり考える
誰に読んでほしいか、何を伝えたいか、どう行動してほしいか。ダイエットだったら、なぜ今すぐダイエットすべきなのか、を伝える。
ターゲットを明確に定めて、これを宣言します。
「誰向けに書かれた文章か。」
ついなるべく広く、誰にでも当てはまるように書きたくなります。しかしそれではかえって誰の心にも刺さらない文章になります。
なので、いまこれを悩んでいる人に書きます、というのをブラさずに書くべきですし、これを伝えるべきというわけです。
対象外の方によけいな時間を使わせてもいけませんよね。
文章の構成を考える
なぜ、何、どうやって、いますぐ。の基本構成を軸に考える。なぜ:なぜ〇〇をすべきなのか
何:具体的な出来事など、なぜのエビデンス
どうやって:具体的な方法論
今すぐ:何をするか
箇条書きでこれらを書き出す。まず骨子をきめて、構造をしっかり定めるということです。
Webの文章は細かい中身を読まれず、見出しだけみてあとは雰囲気で流し読み、というスタイルがほとんどです。
となると、細かい文章のよしあしというよりは、全体の骨組みのほうが重要だったりします。
細かい地の部分のライティングを一生懸命かんがえるよりも、まず大きな字で表示される部分を考えるべきというわけですね。
シンプルな言葉を使う
専門用語を使わない、中学生でも理解できることば。分かりづらい言葉を使うと、離脱の原因になってしまう。
いつでも離脱できるのがWebの特徴ですね。
いらっとしたらすぐに離脱です。動画を見ていても数秒いらついたらもう次の動画を探しています。
なんならはじまるまえから次にどこに行くかをみている状態です。
それほどまでに情報があふれていて、次へ次へと新しい情報を求めていくのが標準的な行動になっているのが現実です。
それを踏まえると、難しい言葉で調べないとわからないなんていう面倒は受け入れられないハードルです。
「これ、それ、あれ、どれ」を減らす
読むペースを崩さない。頭にすっとはいってこなくなる。
飛ばし読みに対応するために、その、あのと指示語を書かない。
といいながら本当にこれは難しい。さっそく「これ」って書いてますね。
振り返るとものすごく多く指示語を書いています。
しかしどの瞬間を切り取っても意味をなすようにするのが理想です。
思えば自分は指示語をはさんでしまう癖がだいぶん強いようです。話し言葉をそのまま字にしていくような感覚で書いているせいかもしれません。
なかなか難しいですよね~
感情を意識して書く
人は感情で行動する。楽しい、悲しい、衝撃を伝える。難しければ音声を文字化する。
教科書のような味気のない文章では、感動が伝わらないということですね。
あるいは書いている人が感動していないようでは、そもそも人を感動させることは不可能というわけです。
これは耳が痛い。
自分の場合は論文のたぐいの文章を長いこと書いていますし、いまもそれが本業の一部だったりします。
論文ライティングでは感情や主観を極限まで排除するスタイルが求められます。
なので自分の書き言葉はかなり教科書より。よくないですね~。
この記事を書きながらも、うーんと反省するしかないですね。
もっと記事を書いて修行するしかないと思っています。
7つの心理効果を使ったセールスコピーライティングテクニック(文章力アップ方法)
認知的不協和をつかう。
矛盾がある状態は耐えられない心理。小さなお願いからしていく。途中から断るということがしにくくなる心理が生じる。
統一感をたもたないと、人は気持ち悪くなる。
流れとしては、下のような展開を狙っています。
- 小さいお願い→OK
- 小さいお願い→OK
- 少し踏み込んだお願い→ここでNGとはいいにくい
無料サンプルの時点では、微妙に完結しない感じをあたえます。途中で終わっているもやもや感。
そして有料のサービスを少し提供します。まだまだ安いプランでOK。
そして徐々に、常連さんになってもらうべく働きかけていくというわけです。
自尊心仮説:被説得性のメカニズムの活用
悩みがある人は、自信のある口調を信じやすい。「断言する。お約束します。」自信のある文章で書くのが基本。
そもそも断言できるほどに自分が確信していないと、人に確信をあたえることは不可能です。
感動と一緒ですね。
断言することはパッションですね、情熱。熱い思いをそもそももっていないと無意味な文章になります。
そして素直に情熱が伝わるように書くということです。
書くテクニックのまえに、自分で感動して確信していないとだめですね。
心理的財布
消費ではなく投資と考えた商品にお金を出しやすい。このスーツ、10万円ですが買いませんか。これは消費。
お客様に投資だと思っていただくと、行動が変わってくる。
ここがうまいところ。
実際、人にいいよとすすめるには価値があることを分かってもらわないといけないわけです。
いいものだと思うということは、それは単なる一時の快楽が得られるよというわけではなく、かならず投資になっているはずです。
なんにものこらない一時の快楽的な消費をひとにすすめる気はしませんよね。
気持ちよさの先になにか学びや経験が残るはずで、これが投資になります。
そこをうまく表現してあげる必要があるというわけです。
10万円のスーツは、
- 長く持つ
- ビジネス上の信頼を得られる
- すなわち出世するチャンスが増大する
- 投資されるチャンスが増大する
ここで10万円をつかったら、より大きな金がつかめる。だったら買わない理由はないじゃないですか。
そんなこと誰でもわかりますよね。
という具合であります。
反復性理論:3回繰り返す
伝えたいメッセージは3回繰り返すことで伝わる。
大事なことなので3回いいました、というやつですね。
3回言いましょう。
3回ですね。
というふうにストレートに繰り返すとあほだと思われるかもですが、少しはなして3回繰り返す。
なかなか面白いテクニックです。
スリーパー効果
キャリアがなくてもよいメッセージを発信し続けることでだんだん信頼してくれる。よいメッセージを発信することに特化する。
スリーパー効果とは:
「最初は信頼性の低い情報だと思われていても、時間とともに信頼性の低さは忘れられやすく、情報の記憶だけが残る」
現象をいいます。
最初からよいブランドイメージを獲得できているわけではなく、信頼性がひくく見られるのは仕方ないです。
しかしその信頼性の低さはだんだん忘れられるため、良い情報を粘り強く発信していけば、だんだんと言いたいことが伝わってきます。
まとめ
Webライティングは現代の基本スキルといっていいですね。
自分が学んだ論文ライティングは、論文では必須ですが、それがわかっていてもどこでも通用するわけではないことを思い知らされます。
なのでスタイルを変えようと日々努力をしていくしかないです。
またうまい文章を書いているサイトを見つけたら、なぜうまいと感じるか研究するべきですね。
実践なくして成長なし。
研究しながら1000本ノック。3割インプット、7割アウトプットしていくしかないです!