逆境というのはつらいものですよね。何をやってもうまくいかない。頑張っても周りの環境が、どう考えたってよくない。環境のせいにするわけではないものの、やっぱり状況がきつすぎる。
そういう状況は避けられません。景気に循環があって、好景気と不景気を繰り返すようなものです。
最近になって、2011年ころの本を読んだりしたのですが、その本には「日本の経済はどん底で、回復する可能性はほとんどない」といった記載がありました。でもその後、回復しましたよね。
でもどん底ってそういういものです。どん底のときはしかし、わからないですし、つらいですし、前を向くのも大変です。でもそこを抜けたら、驚くほど自分が成長しています。そこを楽しみに、じっと慎重に、きれずにことを進めるのがいいですね。
ポイントまとめ
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短所は必ず長所になる 話すのがだめなら聴けばいい | |
失敗で終わらせるか否か 学びによって「失敗」は「チャンス」に変えることができる | |
失敗は学びへのモチベーションになる 自分の可能性を信じ続ける |
各ポイントの詳細を参考動画・リンクをもとに見ていきます。
「失敗」を「お金」に変える技術
短所は必ず長所になる
もともと自己評価が低く、自分にダメのレッテルを貼っているような人間でしたから、間違いを指摘されると素直に耳を傾けるという資質には、めぐまれていたようです。
話すのがだめなら聞く、動くのがだめならじっとする。苦手なことを無理にやる必要はまったくないですね。どうせうまくいかないので。得意なことをのびのびやるのが一番です。
しゃべるのがだめなら書けばいいし、読めばいい。そうしたらしゃべりが下手でも、言葉の内容・質で勝負できます。朴訥としたしゃべりであっても、耳を傾ける人がでてきます。自分の強みを磨き切ればいいわけです。
失敗で終わらせるか否か
チャンスは一度きり、のほうが例外。多くの事柄がリトライ可能で、しかもほとんどの事柄は何度でも挑戦できる。
何度でもチャンスはあって、失敗しておくと、成功の確率は確実に上がりますからね。ということは、トライの回数が大事で、いつか成功する。それは真実です。トライをやめてしまうのが一番の失敗になります。
となると、信念、思いが大事ということになりますね。
となると、自分が信じられる、確信できる方向をみつけるのがまず大事で、それに向かって突き進むという戦略がもっとも成功の近道ですね。もちろん適宜方向の修正は必要かもですので、そこは注意がいりますけれども。
失敗は学びへのモチベーションになる
失敗のビジョンが頭の中にあるようでは、まだ自分の可能性を信じていないということ。
結局失敗のビジョンが頭にあるということは、自分で信じ切れるものに向かえていないということですね。そこに気づいても引き返せないと危険です。
自分が信じ切れなければ、周りもついてこないですし、自分も不幸になっていきます。全力で信じられる方向にむかって、周囲にもわかりやすいくらい全力でぶれずに取り組めば、必ず成功します。
しかし自分が信じていなければ、無理が出てきてしまいます。進む前に方向をしっかり見極める必要があります。